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雨の多摩湖
今年はカラ梅雨とかで、6月にほとんど雨らしい雨は降らなかった。
月が変わり、今日も降りそうにないという空模様だったが、サイクリングに出かける前の雑用に手間取り、いざ出かけようという時になって、降り出してきた。遠くで雷の音もする。雨の用意をして出かける。
行き先は多摩湖。久しぶりにのんびりと走ろうと選んだところだ。
小平を抜け、多摩湖自転車道に入っても雨は止まない。カッパを着て、フロントバッグにもカバーを付けた。
多摩湖周遊自転車道に入った。雨のせいで、だれも走っていない。この静けさがなんともいい。歩行者や自転車をまったく気にすることなく長い時間、1人になって走ることができる。これも雨の効用の新しい発見だ。考え事をしたり、静かなクラッシックを聞いたりするには雨はもってこいの環境ではないか。自宅で音楽を聴いてもそんなに感動しないが、こうした自然環境のなかで聞くと、新鮮なみずみずしさを感じ取ることができる。クラシック鑑賞は自転車に乗り、雨のなかで…。これもいいじゃないか。
森の中の雨、道に落ちる雨、水たまり、木々の木肌のぬれた官能的な雰囲気、もやっーと霞のような数メートル先の雰囲気、多摩湖の湖面の静かなたたずまいなど、いろいろな雨のなかの姿がある。

雨はサイクリングにとって、心理的にはいやなものだが、実際に雨のなかを走っているとなんともいえない気持ちになってくるから不思議だ。多摩湖を3周したが、誰にも会わない。ただ1人散歩中の女性と遭遇したが、かえって気になるのが不思議だ。
夏の雨は、感覚的にも快適で濡れるのがたのしい。下半身はレーパンの素足にサンダル履きなので、濡れるにまかせている。
今回は前輪泥よけ下部にちょっとした工夫を施し、水はねを防止するようにしたが、これも快適だ。水溜まりも避けないでそのまま入り、水しぶきを足に受ける。快感だ。自転車の汚れはあとで水洗いすればおしまいという感じだ。
雨の日にもっと走ろう。ツーリングの雨の時の練習にもなる。
フロントバッグだけでなく、ハンドルも含めた全体をカバーする方法を考えついた。手元を濡れから防止したり、冷えからまもる対策として有効そうだ。フロントバッグの下まわりを絞り込むようにするなど、古い山用のゴアテックスのレインウェアを加工して愛用している。こうしたものはインフレータやサブのチューブなどとともにフロントバックに入れておけば、いつでも必要なときに取り出せる。(2005/07/01) 写真は晴れた日の多摩湖と多摩湖サイクリング道路
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